【キャリア自律に向けて一歩一歩】

キャリア自律を考えるセミナーに参加したことをきっかけに、キャリアについて深めてみました。

コロナ禍で全世界のビジネスパーソンの多くが、働き方や生き方までもリセットされようとしている今日。キャリアプランを描いたり、実現することは難しくなっているというのが本音ではないでしょうか。

 

私自身キャリアを考える時、心に浮かぶのは、スタンフォード大学のクランボルツ教授の「計画された偶発性」理論です。簡単にご紹介しますと、予期しないイベントを学習の機会に変えることで、人はキャリアを築いていく。学習の機会を生み出し発見するためには、行動を起こすことが必要と論じています。未来を煩うのではなく、現在に焦点を置いて、ゴールを決めないキャリアの考え方です。

 

例えば、あなたがテレワークを行っていれば、自由になる時間はありませんか。その時間を使って、地域の広報誌から見つけたボランティア活動に参加してみると、自分の知らなかったことを沢山知ることができます。それは、今すぐ必要な情報でなくても、頭や心の引き出しに大切にしまっておけば良いのです。

そういう積み重ねが、キャリア自律へと展開していくものと確信します。

芝浦運河
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