説明責任という言葉をよく耳にします。トップダウンの組織では、指示・命令のみは珍しくないのですが、昨今の多くの組織では、それが通じにくくなっています。
私自身もある組織で、唐突に遂行していることとは真逆の指示を受け、混乱してしまったことがあります。なぜなのかを求めましたが、明快な説明はなされませんでした。こうした場合、受け入れる側はどういう心理状態になるのかを身を持って経験し、今後立場が変わった際の私自身のあり方を心に刻みました。そのように考えますと、大変貴重な経験をさせていただきました。
リーダーにとって、丁寧な説明は面倒だと思われるかもしれませんが、多様な人々をまとめ、目標に向かって進んでいくためには、説明責任は必須です。そういうリーダーに部下はついていくのではないでしょうか。
